2012年11月19日月曜日

オーロラの形(基本的な形) - Live!オーロラ

第四章・オーロラの形 (オーロラのしくみ)

4-1 基本的な形

オーロラの形は、よく”カーテン模様”と表現されます。
そう、まさしくオーロラは、上空に輝く光のカーテンです。

 窓際にあるカーテンがそよ風でゆれているように、ゆっくりと揺れ動くオーロラがあれば、 まるで突風が窓から吹き込み、激しく揺れ動くカーテンのようなオーロラもあります。 


【比較的静かな動きのオーロラ】
【比較的活発な動きのオーロラ】


オーロラの活動が活発なるとカーテン模様の渦が大きくなり、その様子を真下から眺めると、 上空に巨大な光の渦巻きが発生したように見え、その形は、一般的に「コロナ型オーロラ」と表現されます。 
【非常に活発な動きのオーロラ】
【活発なオーロラを真下から眺めた状態
(コロナ型オーロラ)】

 オーロラの形は、オーロラ活動の強弱、そして観測する位置によって変わります。 しかし、基本的にオーロラの形は「カーテン模様」と表現すれば、間違いありません。

  
※参考文献:「オーロラ その謎と魅力」赤祖父俊一著 (岩波新書)